花崗岩土壌。11ha。平均樹齢50年。自然酵母、自然発酵。
ビオデナミック農法、ドミニク独立後2年目のリリースワイン。
2017年10月中旬に100%手作業で収穫。
低温での短いマセラシオンの後、土着の酵母で自然に発酵が始まります。

マセラシオンの期間は合計で約3週間。

この間、温度を26℃以下に保ちながら、短いポンピングオーバーを頻繁に行うことで、ゆっくりと繊細なタンニンの抽出を行います。
澱引き後は、区画や品種ごとに別々に熟成。グルナッシュは1年間タンクで熟成させますが、ドトレラを構成する他の品種は、2～3種類のワインをオーク樽で熟成させます。ブレンドは18ヵ月後に行われ、瓶詰め前にさらに3～4ヵ月間タンクで熟成させます。

深いガーネット色。Dotreraは、カリニャンとグルナッシュがミックスベリーの複雑なブーケを示します。
スミレやモカの香り。味わいはバランスが取れており、きめ細かいタンニン、ほのかな甘いスパイス、ローズマリーの香り、そして余韻の長さが素晴らしい。　
オーガニック認証は、申請して2年なので、まだ未取得だが長年にわたり完全な無農薬栽培の畑。シャトー・ドトレラ。
ドミニクのセンスの良さがにじみ出ている名ワイン。