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Maison Olivier
Tricon

by ChablisAOC.BourgogneAOC

シャブリの名将
オリヴィエ・トリコンが
挑戦するヴァン ナチュールストーリー

ドメーヌ・ド・ヴァルーは1956年、トリコン・ファミリーによって設立されました。

オリヴィエの父ジャン・ピエールと叔父のクロードがドメーヌ・ド・ヴァルーに最初の葡萄を植えたのは1972年。

兄弟は有名なパルグの丘の中腹に13haの土地を取得、葡萄畑を開墾し、シャブリの主要なアペラシオンのワインの生産に乗り出しました。
1998年からは、オリヴィエがメゾン オリヴィエ トリコンの名前で経営しており、伝統と品質基準を継承しています。
オリヴィエは両親から伝えられた遺産を大切に守ることも非常に重要視しています。

たとえば、 17世紀まで遡れる葡萄園にある2つの石造りの小屋を修復し、畑仕事の合間にその中で休憩し、かつてそこで風雨を凌いだ古(いにしえ)の人々に思いを馳せています。
オリヴィエは紳士的な、優しいオーラで引き付けるオーラを持つ人格者で親日家です。

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シャブリ左岸のヴォグロとモンマンの中間にあり、質の高さで知られる「バルグ」の水はけの良い南向きに畑で、葡萄樹は50年にわたる古樹ヴィエイユ・ヴィーニュです。
キンメリッジの固い岩石と、化石化した海洋生物 (貝殻) を含む粘土質泥灰土のより柔らかい層とが交互になっていて、表土には炭酸カルシウムを豊富に含んだ大量の結晶石(石灰石)がひしめいている土壌です。
そのテロワールとサヴァフェール(伝統の匠)に深い敬意伴う、生物の多様性と持続可能な農法を駆使し管理されています。

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​バルグのシャルドネ品種は、この石の多い土地で困難な生育条件を経験しているため、収量が少なく、風味が濃厚に凝縮されています。

ワイン造りは、シャブリワイン特有の爽やかな味わいを生み出すためにステンレスタンクで行われ、特別な圧搾手順、低温発酵、長い醸造期間、収穫後 12 ~ 18 ヵ月での瓶詰めがこのワイナリーの特徴です。

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ヴォガジャパンは通常のシャブリは輸入せず、亜硫酸無添加のシャブリのみ輸入しています。
以前から、様々なシャブリの亜硫酸無添加ワインのテイスティングを重ねてきましたが、どれも採用には至らず不合格を繰り返してきました。
日本でも有名になったトリコンが、亜硫酸無添加のヴァンナチュールシャブリを手掛けた事を知り、サンプルを取り寄せ、流石トリコン!!と思わず叫んでしまった程、そのクオリティーは完璧で惚れ惚れするシャブリナチュールを生まれて初めて味わう事が出来ました。
2023年ヴィンテージは、トリコンが亜硫酸無添加シャブリに挑戦した2年目のヴィンテージ。

​ドライアイスを駆使して造り出す
完全無酸素ナチュールシャブリ

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ナチュラルワインはデリケートなワインです。

完璧な衛生状態を保ち、空気から遮断された状態で作業する必要があります。
そこで、ワイン醸造の全工程で「ドライアイス」を使用して酸素を完全に排出する方法を採用。
ドライアイスが気化すると二酸化炭素を排出し、空気より1.5倍重いため酸素の下に潜ります。
結婚式などでもドライアイスの気化したスモークが床を這うのはそのためです。
圧搾を始める前に、葡萄を入れる前に圧搾機から酸素を排出します。
この最初のステップから、ワインになるシャルドネジュースは二度と酸素と接触することはありません。
使用されるポンプは窒素と二酸化炭素に対して不活性で、常に酸素との接触を避けることを目的としています。
ジュースを分析した後、ジュースに自然に含まれる酸素を消費する酵母でアルコール発酵させます。
タンクは最大限に満たされ、糖が完全にアルコールに変換されるように低温(約15°C、アルコール発酵の最後に20°C)で発酵が行われます。
瓶詰め中、ヴィンテージの官能的および味覚的可能性をすべて保存するために、窒素の使用は不可欠な要素です。

同様に、キャップは非常に気密性が高いため、外界との交換はほぼゼロになります。
その結果、成分分析機関で分析を掛けると糖分:検出不可値、総SO2量:検出不可値と報告される亜硫酸無添加だけのワインでは無く、総SO2の検出もされない、液体の中には硫黄や糖のほぼない液体が完成しています。
硫黄を含まない事で、より葡萄に近い自然のままのバルク産シャブリの旨味、深み、熟成した丸み、エネルギーが何にも邪魔される事なくストレートに伝わります。
もちろんシャブリの古典的製法のステンレス発酵で樽は不使用。
だからシャブリ本来の爽やかさ、フレッシュさが存分に堪能できるのです。

​オリヴィエ トリコンは、2001年ブルゴーニュ・シャルドネ・シュル・トネルのアペラシオンに属する6.5haの日当たり抜群の畑を取得。葡萄の特性を最大限に引き出すために、ゆっくりと圧搾を行い、選び抜かれた粒からの果汁を使用しています。ブルゴーニュ・シャルドネは、糖分:検出不可値、総SO2量:55.5mgとオーガニック基準の半分の亜硫酸量しか検出されず、糖分が検出されないほぼ無糖と言えるまで完全な発酵を完成させたワインとなっています。

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ブルゴーニュに産れ、ブルゴーニュで栽培醸造学を学び、フランス各地の葡萄畑で修行を重ねたトリコンは、ネゴシアンにも進出している。

ネゴシアンとは言え、秀逸な葡萄を厳選し、葡萄だけを購入除梗、圧搾からワイン造りまで自社で製造している特殊な拘りのネゴシアンだ。


ブルゴーニュ・ピノ・ノワールはブルゴーニュでは珍しく樽を使わず熟成する為、葡萄以外の枝や樽からの鋭角なタンニンが無く、果実味があり自然でジューシーでフルーティー。
トリコンの技術によって、グラス1杯の糖分量はなんと0.11g。

砂糖に換算すると数粒の砂糖しか含まれない赤ワインとなっています。
トリコンのブルゴーニュ・ピノ・ノワールは2025年1月現在、日本ではヴォガジャパンからのみ販売されています。

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wine
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WINE

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Constance Dumas
Chablis Cuvee Nature

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Constance Dumas
Bourgogne Chardonnay

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Constance Dumas
Bourgogne Pinot Noir

©2019 by VOGAJAPAN Inc.

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