RODRIGO MENDES

by Albarino Family Specialist.

偉大なるリアス・バイシャスの神
ロドリゴメンデス物語

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1912年に植えられた最も古い葡萄畑であるFINCA  EL TORNOを含む敷地に曽祖父から受け継がれたアルバリーリョ畑6ha。


108年間もの間、アルバリーニョ種の栽培に専念し、改良を重ねて来た生粋のアルバリーニョのスペシャリスト ファミリー。


ロドリゴ メンデスの哲学や技法の数々も受け継がれ確立された一種の「一子相伝」の様な伝承によるものが多く影響を受けているという。父も祖父も、この地では有名なワイン生産者で知られる。


現在はメアーニョMeano、カンバードスCambados、リバドゥミアRibadumiaの区画にも9haの葡萄園を所有している。


また、リアス・バイシャスの黒葡萄カイーニョの自根古樹葡萄畑の管理、醸造も行う。


リアス・バイシャスの葡萄は棚仕立て。
海に近く湿度の多いこのエリア独特の作育方法だ。


メンシアの革命児と世界で呼ばれ世界のトップスター醸造家と言われるラウル・ぺレスはロドリゴ・メンデスと出会いロドリゴ・メンデスの哲学や醸造の理(ことわり)を徹底的に吸収し爆発開花したワインメーカー。ラウル・ぺレスが師とも、竹馬の友としても仰ぐ唯一の存在だ。

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リアスバイシャスの建物の多くは高床式

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リアス・バイシャスは棚仕立て

2022年2月最新のロバート・パーカーポイントが公表されメールで送られてきました。

圧倒的な世界評価・
すべてが手作りの限定生産

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Cies シエス

 

ロドリゴ・メンデスの代表的ワイン
濃厚な海のミネラルを感じさせる力強い白ワイン。
凄まじくパワフルで他のアルバリーニョワインとは別格のワイン。


レモン、カモミール、ハーブ、マスタード、塩味が複雑に構成されていて骨太でかっちりした男性的な力強い白ワイン。


フィニッシュの余韻の長さと力強さは圧巻。
強者だけに与えられた、広大な優しさを兼ね備えた、ロドリゴでしか作れないクオリティに間違いない。


2020年ヴィンテージはRP95点
年間5000本限定生産。

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Salvora  サルボラ

 

シエスとは真逆の女性的で滑らかなエレガントワイン。
100年以上前に植えられた、自根のアルバリーニョ100%で自然酵母600ℓの古樽で発酵、1年樽熟成。

 

古樽がこの繊細さを生み出すと言う。


澄んだ透き通るのど越し、ふんわりと優しく染みわたる柔らかな旨味。
シエスのアリバリーニョも極端な飛びぬけたアルバリーニョだがサルボラのアルバリーニョもまた、極端な全く別のアルバリーニョ。これほど上品でしなやかな美しいアルバリーニョは経験がない。


年間2000本限定生産
2020年ヴィンテージはRP96点
2019年ヴィンテージはRP94点

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フィンカ・ジェノウ゛ェウ゛ァweb用.png

Finca Genoveva フィンカ・ジェノヴェヴァ

 

2018年ヴィンテージRP96点
2019未審査


花崗岩、砂、カオリン(白粘土)の土壌。全房で3週間500ℓの古樽発酵、13か月古樽熟成。


180才以上のカイーニョ自根葡萄60%150才以上のカイーニョ自根葡萄40%
だし汁のようなうま味のニュアンスのある不思議で魅力的な圧倒的コア層ファンの熱烈な支持を受ける。


繊細でうま味が凝縮したゴージャスなスタンダードからかけ離れたエレガントな美ワイン。うま味だけが居続けるフィニッシュは類を見ない味わい。


希少限定生産

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シエス・ティント2017.2018.2019.png

Cies Tinto シエス・ティント

 

2017/1000本限定生産、
2018/500本限定生産 RP93点、
2019/1000本限定生産 RP92点。


花崗岩土壌、樹齢60年~80年。カイーニョ 70%、
エスパディロ 15%, ローレイロ ティント15%


ステンレスタンクと開放型オーク樽、土着酵母で発酵させ、225ℓと500ℓのオーク樽で1年間熟成スパイシーノート、フローラルノート等複雑で多様性のアロマが楽しい。滑らかでエレガント、タンニンも程よく、余韻のうま味も独特。


この赤ワインをテイスティングした時、このワインの素晴らしさをわかってくれる日本人がどれだけいるだろうか?
と、ぼそっと語ったが、希少で独特のリアス・バイシャスの赤の良さも日本人に楽しんで欲しいと言う事なんだろうと思い私は無言で首を縦に振った。

ロドリゴ メンデスと
ラウル ぺレスの出会い。

ロドリゴ・メンデス
Rodrigo Mendez
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ラウル・ぺレス
Raul Perez

大量生産ワイナリーに長男として産まれ育ち、後を継ぐべくラウル・ペレスの真実のワインとは? 自分の生き方とは?に夢も希望も見失い、忽然と消息を絶った。彷徨う迷い子のように一人ガリシアで静養生活を始めていた。


リアス・バイシャスのバーで、人生で最も素晴らしい友、ロドリゴ・メンデスと出会う。ロドリーの持つワイン哲学に影響されラウルが元々持っていただろう「感性や情熱」が開花されていった。


ロドリーはリアス・バイシャスの革命家とも既に言われている白ワイン、特にリアス・バイシャスのアルバリーニョを筆頭にガリシアの白ワインの中では、独特な哲学を持つ天才醸造家。たちまち二人は完全に意気投合し、お互いを人生最高の友と呼び合う関係になっていく。


ガリシアで二人で造ったスケッチによって開花されたラウルがリベイロで造ったウルトレイヤがアメリカに渡るや否や、恐ろしいスピードで天才ラウルの名前が馳せていく。


RPポイントでも96点97点98点100点を造るワイン全てが神がかり的に今まで無かった完成尽くされたワインを次々リリースさせて行き、造ったらすぐに売り切れの状況でアメリカのネゴシアン達をイライラさせ続けた。

そして現在、世界中の醸造家、ワインラバー全ての人々の中で最も合う事が困難な偉大な天才醸造家として知られていく事になった。世界のワイナリーの若き醸造家達はラウルのようになりたいと口を揃えて唱えています。


ラウル・ぺレスの繁栄の土台にはロドリゴ・メンデスの存在無くして成し得なかった事に間違いない。
ラウル・ぺレスのメンシアを通して世界を震撼させ続けた葡萄がリアス・バイシャスに有ればとっくにロドリーが完成させていたワインだったのかもしれない。


二人はいつも一緒に行動し(もう一人の「エウロヒオ・サラテ」 リアス・バイシャスD.Oを作ったワイナリーの子息も含めラウル3ファミリー)、ワインについて、お互いの人生について語り合っています。


スペインのドウロと言われるリベイラ・サクラでは最も深い渓谷に二人でボデガを購入して出来たのが二人の神、二人の偉大なるワイン醸造界の巨匠が造る夢のワイン カストロ・カンダスだ。二人のランデブー。夢の共作。深い友情から生まれた幻の限定ワインとなっている。


人としての魅力は堅物でシャイで人見知りのラウル・ぺレス、フレンドリーで協調性があり親切なロドリー、裕福な家庭に育ち勉強家で頑張り屋のエウロヒオ。そんなイメージを受けている。3人3様が面白い。

リアス  バイシャス  ロドリゴ  メンデス
ワイナリー訪問レポート

のどかな時間がゆっくり動く観光のメッカでもあるリアス・バイシャス。海岸線の小さなクルーザーが並ぶポートの景観、崖の上からの海の朝のきらびやかな絶景と夕刻からの沈みゆく太陽のロマンチックなランドスケープ。ここは完全なる港町で観光地。時間のルーズさは天下一品で日本人には、何をするにもイライラするかもしれない。


でも、このいい加減さが観光地には、つきものなんだろうと思え、特別腹の立つこともない。
むしろ我々日本人のほうが時間に縛られすぎなのかもしれない、とすら感じさせられる。


ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデまで迎えに来てくれたロドリゴは四輪駆動車を乗り回しサングラスがよく似合うダンディーな男。ロドリゴ・メンデス。ヴィーニョ・ヴェルデからまっすぐ北への道1本でリアス・バイシャス サルボラの試飲のためロドリゴ・メンデス・ワイナリーフォルハス・デル・サルニェス醸造所に直行。高速道路張りのスピードで2時間ちょっとで到着した。


崖の上にも畑があると言う事で4輪駆動車からさらに過酷な道を上り下りするための装甲車のような車に乗り換え凸凹の荒れた道を何度も椅子からお尻が飛び上がって頂上に到着。そこからロドリゴのフラッグシップワインであるシエスの語原のシェス島が小さい米粒ほどの大きさで見える。大海原にポツンと浮かぶシェス諸島、一面の海に芸術的なアクセントとなっている。風が涼しく、湿度は高め。
 

山を下り今度はロドリーが管理しているカイーニョの自根古木エリアを案内された。長~~~い樹100年古木、150年古木、180年古木、何年木かもわからない記述が無いおそらく200年以上の自根樹。
世界的に見ても200年木の自根など聞いたことが無い。世界最長寿では無かろうか?
180年木に座ってみろと言われ座ってみると横に伸びて補強もないのにびくともしない頑丈頑強な老木。ロドリーと隣り合わせに座ってもびくともしない。

 

そしていよいよロドリゴ・メンデス・ワイナリーへ。石造りの建物1階と地下2階の小さなワイナリー。
ここはまるで要塞、大きなステンレスタンクは1本もなく500ℓ前後のイノックスタンクが数台あとは甕と樽のみこれだけ小型の設備ばかりだと、手間がかかるのは必然。大きくても600ℓの樽やイノックス毎に醸造している。貯蔵庫は別に1棟あるという事だがそれにしても、醸造施設の設備の小ささには驚かされる。ラウル・ぺレスのワイナリーも同じような樽毎、甕毎だったがこれがロドリゴ・メンデスのこだわりの一つだ。

サンセバスチャン並みの
美食の街

ガリシアで絶品のお料理をいただきました

夜は港の目の前が桟橋のレストランでたらふくごちそうに預かり、地元の二枚貝に随行したスタッフが食に当たって次の日はダウンでホテルで休養。(※白ワインの飲みが足りなかったね) 
 

なので私のみ朝食をおしゃれなレストランへ連れていかれ、たらふく地元の料理を堪能した。
奥様からガリシア陶器のかわいいアクセサリー入れをプレゼントされた。 センス良すぎ。

腹痛でダウンしたスタッフの状態確認をし、ラウル・ぺレスと共作ワインの新プロジェクト リベイラ・サクラへ出発。スペインのドウロとも言われるリベイラ・サクラ崖斜面の畑、スレイト土壌、まだ空っぽの新ワイナリーを見せて頂いた。

そのままビエルソのラウル・ペレス・ワイナリーで遅いランチも頂き、ほぼ全ての畑を確認できた。
夜はロドリーとエウロヒオの自宅のガーデンでディナー。超細長の缶詰だが1缶2000円はするオイルサーディン。美味しかったのでエウロヒオに1缶お土産にくれと言ったらくれたが、もう8年経った私のデスクの引き出しにそのままになっている。あまりに美味しかったので、どこか食品系のインポーターが輸入しないか時折検索していたがネット上にすら出てこない希少品のようだ。

ロドリーにホテルまで送っていただき、翌朝も次の行先のワイナリーまで送って頂いてバイバイ。ロドリーの親切さ、ホスピタリティに感謝でいっぱいだ。ワインは作り手によって、表現が変化する。ロドリーのワインは、温かく、人の心に届く響きがありホスピタリティの塊だ。

 
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WINE

シエス・ティント2017.2018.2019.png

Cies Tinto

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Cies

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Finca Genoveva

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Salvora

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Castro Gandaz
​La Vertical

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Castro Gandaz
Finca EL Curvado